死去してからまず行う手続き


相続を行うことになった場合、まず必ず行っておくのが、正確な遺産の確認です。相続をするのは、貯金や不動産など、目に見える形の財産だけとは限りません。実は負の財産、負債も相続されるのです。故人の遺産を把握していないままで放置していると、気が付いたら借金を抱えていた、ということにもなりかねませんので、とても大切な手続きです。

相続放棄は、負債だけでなく財産もすべて放棄をするという表明のことを指します。相続放棄は、管轄をしている家庭裁判所に大して申し立てを行いますが、故人が死去して、3か月以内に行う必要があります。相続放棄を考えている場合には、すみやかに手続きを行わないと、期限が過ぎてしまうこともありますので、注意が必要とされます。

相続をすると決めた場合にも、さまざまな手続きが必要です。それぞれの手続きには期限が設けられています。最も早く手続きを行わないといけないのが、相続に関する所得税の申告です。被相続人が死去した年の1月1日から死亡した日までに得た所得に関して、確定申告が必要です。一般的な確定申告は、1年間の所得を翌年の2月から3月にまとめて行いますが、死去した場合のみ、死去から4か月間と決められています。この確定申告は、準確定申告と呼ばれています。